キリロム”あきらめない海外留学” 参加者募集開始

海外留学をあきらめない!将来グローバルで挑戦したい!withコロナの中、新入生から就活生、会社員・・・、グローバル社会を生き抜く方々のために、今できること。キリロム”あきらめない海外留学”を企画しました。1期生は2021年8月下旬スタートです。詳細ページはこちらから

キリロム”あきらめない海外留学”をスタートする意義

新型コロナ発生以後に大学生になった方は、これまでの大学生と比較しても出会いが大幅に減っているという調査結果が出ています。ここで言う出会いとはパートナーや友達との出会いだけでなく、仕事や夢との出会いも含まれます。国内でもこのような状態ですが、海外との出会いとなるとほぼゼロに近い状況になっています。

大学生活は二度と戻りません。新型コロナの時期に大学生だった若者は、かつての就職氷河期の若者と同様にその影響を一生涯受けることになります。新型コロナは非常に厄介な伝染病ではありますが、大学時代にしか得られない海外での経験を得るための方法はまだ残っています。

新型コロナのワクチン接種は急速に世界に広がっています。そして、ワクチン接種が進んだ国では著しい患者数の減少が見られます。いつ、新型コロナのパンデミックが収束するのか明確に予測することはできませんが、新型コロナがそれほど大きなリスクではない段階に向けて行動の準備をする、または開始する段階に来ていると考え、キリロム”あきらめない海外留学”の企画に至りました。

キリロム”あきらめない海外留学”

海外留学を取り巻く環境

“あきらめない海外留学”の留学先であるカンボジアは、事前のPCR検査および現地での約2週間の隔離期間さえ満たせば、日本人なら入国が可能です。

カンボジアは2021年2月まで、厳しい水際対策で「ゼロコロナ」を達成していた国でしたが、台湾と同様に変異株の普及で新型コロナウィルスの蔓延がスタートしました。しかし、強いリーダーシップがある国ですので、カンボジアのワクチン接種はASEANではシンガポールに次いで2位のスピードと言われ、比較的安全度が高い国と言えます。(2021年6月現在)

対象は、グローバルリーダーを目指す 大学生・大学院生・他

キリロム”あきらめない海外留学”の対象者は新型コロナがなければ短期の海外留学に行っていた大学生・大学院生そしてギャップイヤー取得者の中でグローバルリーダーを目指している方です。キリロムはカンボジアにありますが、日本人が設立したキリロム工科大学があり、グローバルビギナーの日本人のコロナ禍での海外留学には最適だと考えています。

グローバルリーダーになるための3ヶ月のプログラム

キリロム”あきらめない海外留学”はグローバルリーダーになるための3ヶ月の短期留学プログラムです。

この短期留学プログラムの特徴は「英語で新興国でのグローバル新規事業開発のイロハを学びながら、事業支援する」というユニークなものです。

このプログラムに加えて、キリロム工科大学の授業を体験受講したり、英語を集中的に学ぶコースを選んだりすることもできるようになっています。(一部有償)当初から1年間の長期間の滞在を希望する方にはキリロム工科大学の聴講生になることや有償インターンシップの内定を渡航前に得ておくことをお勧めしています。

目的意識が同じ仲間と学ぶため、有意義な時間を過ごすことができます。

オンライン&リアル海外留学のハイブリッド方式

 ”あきらめない海外留学”でのカンボジア滞在は3ヶ月となっていますが、事前の2ヶ月程度、事後の1ヶ月程度を合わせるとトータル6ヶ月のプログラムとなっています(現地での滞在を延長することも可能です)。 この事前の2ヶ月間・現地での3ヶ月間・事後の1ヶ月間を合わせた6ヶ月間はKirirom Digital Campusと言われるオンラインプラットフォームを中心にプログラムを行います。

キリロムデジタルキャンパス
キリロムデジタルキャンパス

また、2ヶ月間の事前研修の途中で、新型コロナウィルスを始め様々な状況が変わる可能性があります。このような状況を鑑みて、如何なる理由であっても、カンボジアへの渡航を取りやめることが可能となっています。6ヶ月間のプログラムをすべて日本国内のオンラインで行うことになった場合はカンボジアでの滞在に必要な費用は支払い義務がありません。(すでに支払っていた場合は返金されます。)

もちろんリアルでの体験とオンラインでの体験には時間的にも質的にも大きな違いはありますが、できるだけ多くのグローバルリーダー候補者にこのプログラムに参加頂けるよう、このような形にしています。

14日間 * 2回の隔離期間中にもプログラムを提供します。

 現在のカンボジアでは日本人がビザを取得して1年間の長期滞在することが可能です。ただし、カンボジアの渡航の際にはホテルで強制的に14日間の隔離が必要となります。また、帰国の際にも日本の自宅で14日間の隔離が必要となります。短期の海外旅行であれば往復で14*2=28日間の強制隔離は問題かもしれませんが、3ヶ月から1年間の海外留学のためのカンボジア滞在であれば決して長い期間ではありません。 また、この28日間の隔離期間中に英語を集中的に学ぶコースを受講することができるようになっています。この28日間のキリロム工科大学との交流やインターンシップ受講生との間の交流はKirirom Digital Campus上でオンラインで行うことが可能です。

プログラム詳細(事前2ヶ月+現地3ヶ月+事後1ヶ月)

  1. Kirirom Digital Campusへの参加
    • この時点ではグローバルで活躍したい大学生のコミュニティに参加しただけです。
  2. キリロム”あきらめない海外留学”への申し込み
    • この時点ではオンライン参加かリアル参加かは未定の状態でも構いません。
  3. 1ヶ月半の事前研修(DAY 1)
    • この事前研修中にカンボジアに渡航する方は意思決定をしていただきます。
  4. カンボジア渡航と14日間のカンボジアでの隔離期間中のプログラム(DAY46)
    • 英語を集中的に学ぶプログラム、キリロム側とのチームビルディング
    • カンボジア在住の日本人とのセッション、グローバルで活躍する日本人のセッション
  5. 3ヶ月間のキリロム滞在(DAY61)
  6. 14日間の日本での自主隔離期間中のプログラム(DAY151)
    • 英語を集中的に学ぶプログラム、現地での活動報告をまとめる共同作業など
    • カンボジアに延長滞在する方はカンボジアからこのプログラムを受講します。
  7. 最終報告発表会(DAY 166)
    • カンボジアに延長滞在する方はカンボジアからこのプログラムを受講します。
  8. プログラム終了(DAY 180)
    • Kirirom Digital Campusにはプログラム終了後も留まることができます。

キリロム”あきらめない海外留学”は就活に強いプログラムです。

面接も自信を持って挑めます。

 キリロム”あきらめない海外留学”で得られる2つの体験はズバリ「英語でのグローバル事業開発」と「新興国での異文化コミュニケーション」です。
 キリロム工科大学の学部生は英語でITを学び、新興国でのグローバル起業のトレーニングを受けますが、このような経験ができる大学は他に少なく、”あきらめない海外留学”の経験は、国内外での就活においても魅力的に映ります。

国境や大学を越えた新しい出会いがある

新型コロナウィルスの影響により、この1年間は新しい出会いが激減していると言われています。今回のプログラムは現地滞在型であり、キリロムのコミュニティに入り、共に学びます。また、目的や価値観が近い、グローバルリーダー候補の日本人最大60名が同時にキリロムに滞在します。コロナ禍においては貴重な機会になるでしょう。

現地滞在期間中の体験をより充実させるために、日本にいる間にKirirom Digital Campus(バーチャルオフィス)上で仲間ができてから”あきらめない海外留学”に参加を申し込むこともできます。Kirirom Digital Campusでは”あきらめない海外留学”参加中のグローバルリーダー候補とも交流ができます。

キリロム”あきらめない海外留学”終了後は出会った仲間と共に世界を旅する

キリロム”あきらめない海外留学”はキリロムに滞在しての3ヶ月間のプログラムですが、カンボジアのビザは1年間のビザをご用意いただきます。3ヶ月間終了後にそこで出会ったインターンの仲間と一緒にカンボジアのプノンペンやシェムリアップでデジタルノマド的な体験を6ヶ月延長しておこなう選択肢も残っています。

キリロムでの3ヶ月のプログラムではどんな経験ができますか?

二度とない大切な時期に一生ものの出会いを

キリロムでの3ヶ月間のプログラムは「英語でのグローバル事業開発」に基づいたプロジェクト・ベースド・ラーニングです。キリロム工科大学のバーチャルカンパニー(事業ユニット)にプログラム参加者が1-2名ずつアサインされ、キリロム工科大学の学生が行っている事業立ち上げ・プロダクト開発・収益化のプロセスを一緒に経験することができます。希望者は現地学生と同じ部屋で共同生活を経験することもできます。現地での滞在は様々な形で「新興国での異文化コミュニケーション」につながっていきます。

食事は観光客向けのレストランであるPine View Kitchenをご利用いただけますが、学生食堂をご利用いただくことも可能です。

英語が苦手な方には英語を集中的に学ぶインテンシブコースに参加することをお勧めします。一定以上の英語力をお持ちで、カンボジアで9ヶ月間の滞在を希望される方はキリロム工科大学の聴講生になることもできます。

このプログラムに参加した同期生はKirirom Digital Campusに接続してオンラインでのコミュニケーションができ、ゲストを招待することもできるようになっています。現地滞在経験者がハブになってネットワークが拡大することも楽しみです。

コースと料金

コース1現地留学+オンライン留学 + デジタルキャンパス
期間24週間(約6ヶ月:現地3ヶ月、オンライン3ヶ月)
金額40万円
※家~プノンペン往復渡航費・隔離にかかわる費用・3ヶ月滞在費約30万円、保険・VISA代などは含まず
コース2オンライン留学+デジタルキャンパス
期間24週間(約6ヶ月)
価格13万円
※デジタルキャンパス上で、グローバルで活躍する方々のセミナー、同じプログラム参加者同士の交流、海外での事業開発に参画します
コース3デジタルキャンパス
期間1ヶ月〜
価格5,000円/月
※オプションで英語学習、英語でのソーシャルクラブの活動にも参加可能

キリロム”あきらめない海外留学”への参加の形

1年間のギャップイヤーを使って

現在大学に通っていらっしゃいますか?日本では以前と違って1年程度の経歴のブランクは新卒採用時に気にされないようになりました。現在通っている大学を思い切って1年間休学してギャップイヤーを取得して参加することもご検討ください。キリロム工科大学も大学のステータスを持ちますので、1年間の留学として大学に相互認証をしてもらうことが可能な学部・学科もあるかもしれませんが大学間の交渉が必要です。まずはこちらからお問い合わせください。

キリロムからご自身の大学にオンラインで通う

現在通っている大学がオンラインで全ての授業を受けられるタイプの大学であれば、休学せずにカンボジアにお越しいただき、現在通っている大学へのアクセス元キャンパスをキリロムに切り替えてキリロムから大学の授業をオンラインで受けることも可能です。大学を休学することなく海外での経験を得られる手法です。

会社の仕事を持ちながら

現在お勤めの会社が、コロナが直撃した業種でもし業績がよくない場合、会社に給料と勤務時間を半分に下げていいのでキリロムからオンラインで働かせてくださいという申し出をしてみてはどうでしょうか?会社と貴方のWin-Winの提案になる場合もあると思います。

4年制の学部生も募集しています。

キリロムで人生を変えよう

キリロム工科大学の先端技術IT学科の日本人一期生がGAFMAと呼ばれる米国の5大IT企業の1社に内定しました。英語力と先端ITの力が評価されたようですのでキリロム工科大学の教育方針の正しさがある意味で証明されたと思っています。

新型コロナの前まではオンラインでの学びはカンボジアの大学の制度として認められていなかったのですが、現在は日本からオンラインで授業・テストを受けることも認められるようになりました。結果として日本人学生が日本で就職活動をすることでGAFMAからの内定につながりました。彼女は別のシリコンバレー発のIT企業の内定も全内定者の中で1位の評価もらったようです。

コロナ渦では、キリロムで3年学び1年間は日本や就職希望国で滞在するというのが良いプランだと大学では考えています。また3年間キリロム+1年間日本ではなく、2年間キリロム+1年間プノンペン+1年間日本というバリエーションの方が良い可能性もあります。こういった議論ができるようになったのも新型コロナで世界が進化した恩恵です。キリロム工科大学も新型コロナで変わります。

キリロム工科大学4年制への入学は2021年11月です。

これまで日本人学生を4月に受け入れてきたこともありましたが、今後は日本人学生も全てカンボジア人学生と同じプロセスを経ての11月入学に統一されました。高校を卒業してすぐにキリロム工科大学に来るのではなく、卒業後半年間キリロム工科大学に進学すべきか否かをじっくりと考えてもらう方がミスマッチが少なくなると我々は考えています。過去にミスマッチが発生した「指定校推薦制度」、「大学を知ってから入学までの期間が短い」、「英語力が準一級レベルに到達していない」、「事前に視察をしていない」のようなケースに加えて、今回キリロム工科大学の成功事例となった日本人学生のような「旧帝国大学が第一志望だったが受験に落ちた」ような学生が入学してくれるようになればと思っています。

また今後は日本の高専からの3年時の編入も模索しています。日本の高専の情報工学系学生はプログラミングやAIに関してはとてもレベルが高く、起業を模索している方もいる一方で英語のスキルは少し弱いので3年生からのキリロム工科大学への編入には適しているのではないかと思います。高専からの編入に関してはカンボジアの教育省は前向きです。